2017年6月初旬のこと、日本経済新聞で大黒屋がブランドオフを買収すると報道され話題になりました。
ブランドオフといえば業界第3位の売上を誇る大手ですが、昨年から東京にある4店舗の閉鎖をおこない、負債もかなりの額に膨れ上がっているとのこと。
そこで気になってくるのが、ブランドオフがこのまま存続するのか、そして今買取をお願いしても大丈夫なのかといった疑問です。
ここではブランドオフの状況や買取サービスがどうなっていくのかを紹介していきます。
経営悪化の理由
ブランドオフの経営が悪化した最大の要因はインバウンド消費の減少にあると指摘されています。

当管理人の白井さんの疑問です。たしかに「インバウンド消費」なんてワードはあまり聞きませんよね。
ポイント
日本を訪れる外国人観光客の国内消費のことを「インバウンド消費」と言います!

数年前、中国人観光客がツアーを組んで家電やブランド品を「爆買い」するなんてニュースがテレビでやっていましたが、現在は爆買いブームは下火になってしまいました。
その理由としてあるのが関税の引き上げです。外国で購入した商品を中国に持ち込むときにかかる関税が引き上げられたことで日本で買う魅力が薄れてしまったのです。
ほかにも中国人観光客の層も変化してきており、富裕層から中間層に移ったことで、ブランド品よりも生活雑貨や化粧品などの安価な商品を購入するようになりました。
こうした背景もありインバウンド消費に依存していたブランドオフも売上がジリジリと減っていき、負債を抱えるまでに経営が生きずまってしまったのです。
ナットク
ブランドオフの経営難は中国人観光客のインバウンド消費に依存していたため、ブームが去るにしたがって売上も右肩下がりで落ちていったのが原因!
大黒屋の買収でブランドオフはなくなるの?
そこで気になってくるのがブランドオフがなくなってしまうの?という疑問ですよね。
結論から言いましてブランドオフはなくなりません。
具体的な買収の内容としては、大黒屋の子会社エスビーオーが、ブランドオフの全株式を取得するという形になります。
大黒屋の傘下に入ることになりますが、大黒屋はもちろん、ブランドオフという屋号がなくなるということもありません。
そのためブランドオフという名前で今後もブランド品を中心に買取販売業務に代わりはありません。むしろ大黒屋と共に事業展開していくことで資本力を盤石なものとして、より信頼できる買取店となったといえます。
ナットク
ブランドオフという屋号は今度もなくならない!資本・業務提携という形でブランドオフとして今までとおり買取販売業務を行っていく
ブランドオフの売上方針
1つ気になるのがブランドオフの経営状況ですが、まず負債はすべて大黒屋が肩代わりすることになります。
負債を抱えてしまった理由はインバウンド消費に力を入れ過ぎたことにあります。そのため、今後は国内でのブランド品の販売買取に力を入れるとともに、海外展開を視野に入れた経営をしていくようです。
日本で買取ったブランド品を台湾や韓国、香港、中国などのアジア圏の実店舗で販売するといった展開を考えているようです。ブランドオフの海外店舗は2008年頃からはじまっており、海外流通のノウハウに精通しています。
大黒屋も同じく海外進出に積極的な姿勢を見せており、業界最大手が1つになったことで海外進出がより加速していくことになります。
ブランドオフは潰れません!
「買収」「倒産」というマイナスなキーワードばかり目に入ってしまいますが、ブランドオフはすでに再生をはじめています。
たとえば大黒屋との資本提携はすでに覚書締結まで進んでおり、株主にも報告済みですので途中で白紙に戻る可能性はなくなりました。

また イオンモール神戸南店が新たにオープンしており、国内販売への買取強化もはじまっています。そしてなにより現在ブランドオフの宅配買取が熱いのはご存知でしょうか?
ナットク
大黒屋との資本・業務提携は文書レベルまで進んでおり株主にも報告済み。ブランドオフが倒産することは絶対にありません!
今が高価買取のチャンス!
今まで見てきたようにブランドオフは大黒屋と資本・業務提携することによってより安心して買取を頼めるお店となったと言えます。
心機一転してブランド品を中心に買取業務を行っていきますが、買取を検討している方は今が狙い目なんです!
なぜかと言えば、顧客の信頼を取り戻すため買取にかなりの力を入れているからです。たとえば5点以上買取すれば買取金額+5000円アップするキャンペーンを実施するなど、高価買取+αの特典を提供しています。
ライン査定にも対応していますから、まずはお試し査定だけでも利用してみてはいかがでしょうか。ネットから申込める宅配買取なら自宅から簡単にブランド品を売ることができます。